20190317
振り返り。
3月17日(日曜日)、ポートメッセなごやにて行われた乃木坂46個別握手会についてのエッセイ。
この日はオンライン上で繋がった乃木坂46好きの友人と示し合わせて購入した、昨年11月14日発売の乃木坂46の22ndシングル「帰り道は遠回りしたくなる」発売記念個別握手会@ポートメッセなごやへ行って来ました。
この日持っていた握手券は、
齋藤飛鳥 2部1枚、5部2枚
与田祐希 3部1枚
山下美月 2部〜5部1枚ずつ
朝7時台の新幹線で名古屋へ向かいました。
先ずは友人と合流し、ポートメッセなごやに併設されている食堂にてカレーきしめんをいただきました。
しかし、当日朝新幹線に乗る前、駅近くの有名なうどん屋にてカレーうどんを食べていた僕は半分以上を残すことに…
いざ握手へ!
与田祐希ちゃんはこの日欠席とのお知らせがあり、今回の握手券は次回へ持ち越しです。
齋藤飛鳥ちゃん、実物は顔小さいのですが、何より気になったのは顔色の悪さでした。
きっと疲れてるんでしょうね。
2部で握手するときにはロンドンの話をしようと思っていたのに、顔色に驚いた僕は思わず躊躇してしまい「ロンドンのロケ良かったよ〜」などと言ってしまいました。
5部の2枚はサイン入りポスターと交換してもらいました。
山下美月ちゃん、実物はテレビや雑誌に写る通りでした。
2部で気付いたことがありました。
レーンに並んでいる時に角度によってはパーテーションの隙間からチラッとメンバーが見えることもあります。
そこで、緊張からなのか、美月ちゃんと握手している人(お客さん)のほとんど全員の脚が内股になっているのです。
側から見ていてカッコいいとは口が裂けても言えない姿で、世間一般からすると、こういうところがアイドルヲタクの気持ち悪いと思われる所以なのだろうな…などと、冷めた目で見ておりました。
気を取り直し、美月ちゃんには「釣ってください!」とお願いすると、10センチほどの距離に顔を近づけて、
美「愛してるよ」
…
なるほど、なかなかの人物である。
しかしながら、そんな幾度も他人に与えたであろう言葉で落ちるようでは7歳上の漢(おとこ)として面目が立たない。
などと考えていたのですが、とにかく何か返さなければ失礼になってしまう。
僕は咄嗟に僕と同じくクールな設定のキャラクターが告白されたり、愛を伝えられたりしたときの返しを思い起こしました。
そこで思い浮かんだのが、スターウォーズエピソード5にてジャバ・ザ・ハットにより石にされてしまう直前にレイア姫がハン・ソロに "I love you" と伝えた際のハン・ソロの返しをサンプリングすることにしました。
…
美「愛してるよ」
0.5秒の間
僕「知ってるよ」クルッ
踵を返し、歩き去る僕の脳内はやってやったという充足感でいっぱいでした。
3部では、相も変わらず列をなす内股野郎たちを尻目に、昨日のメルマガで体調不良の現状について、紳士的に気遣うことにしました。
僕「メルマガで体調悪いって見たけど、大丈夫かな?」
美「もう大丈夫よ〜」
僕「ズッキーが元気で楽しめてないと僕も楽しいわけがないしさ、本当に無理だったら休んでも良いと思うよ」
美「ありがとう!」ウィンク
僕の気遣いを全く意に介さず、何も無かったかのように元気に振る舞う彼女の気丈さに感心しつつも、今回もまたカッコいいことを言ってしまった自分に震えていました。
4部では、またしても内股になっている豚共を冷ややかに見ながら、電影少女マイの主題歌を、前作アイに引き継いでtofubeatsが作るのかということを聞いてみましたが、言えないとのことでした。
僕「電影少女マイの主題歌ってtofuさんなの?」
美「えっと〜わかんないかな〜」
5部では、友人と連番(一緒に連続して並ぶこと)でした。
友人は2枚だったので多少長くお話ししてました。
僕の番になり、正直4回目になるともう話すことないな〜なんて思っていました。
そんなこんなで僕の番になり一歩踏み出すと…
美「あら、また来てくれたのね〜、いつもありがとうね〜」
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膝は、僕の脳の命令を無視して内向きに崩れていきました。
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今日初めて対面したにも関わらず覚えててくれた山下美月さん。
本当に嬉しく、生涯をかけて応援したい、そんな感情が芽生えつつありました。
翌日のメルマガで山下美月さんは体調を崩し、病院へ行ったと報告されていました。
アイドルはファンに消費される存在ではなく、お互いの存在が明日への活力になれば良いな、そんなことを思いながら帰路に付きました。
帰り道は遠回りをしたくなる、それは握手会の場合も同じことで、今回ご一緒した友人と焼肉へ行き、絶品ハラミ、タン塩、ハツ、カルビ等のお肉をお腹いっぱいになるまで食べ続けました。
読んでいただいてありがとうございました。